SSブログ

161028−コミュニケーションとは [study]

今日は週一回の授業の日(教える方)。「人間関係論」という授業を担当しています。
コミュニケーションと社会の成り立ちについて、最近話題の電車のマナー広告の話も入れながら。意外と学生さんたちは例の東急電鉄の広告について知らない様子でした。
社会を当たり前のものとして成り立たせているのは、「聖なるもの」の共有であったり、共通の価値基盤があること、というのが古典的社会学の考え方。秩序や規範の共有がされている、ということ。そのために、日常のコミュニケーションがある。ただ、コミュニケーションは、新しい場面であったり、ちょっとした行き違いによって、成り立たなくなってしまう。そういう時には、なんとかして、新しいルールを作ろうと努力します。
さて、例の電車のルールはどうなのか。意外と、電車の中ではいろんなルールの定規が人によって違うようです。さらに、現在大きな問題になっているのが、インターネットの世界。そこには、ルールや規範はない、とまで言われています。時間をかけて、ルールやマナーを共有したり、これから、作っていかなくてはいけない世界とどう向き合えばいいのか。続きは、来週、みんなで話し合いながら考えてみようと思います。

参考文献

若者の法則 (岩波新書)

若者の法則 (岩波新書)

  • 作者: 香山 リカ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2002/04/19
  • メディア: 新書



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

161027ー稲刈り終了161110−脱穀 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。