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焼岩冒険の森コンセプト [みんなの森]

いい降りなので、みんなの森財団で頼まれていた原稿を書きました。
今年の夏にキャンプをやった冒険の森のコンセプトと今後の展開です。
何となく、ものがたり文化にも社会学にもつながっているなぁ。

焼岩冒険の森は、山の入り口に大きな岩があり、サワガニのいる沢や打たれるのにちょうど良い滝があり、スギ・ヒノキもありますが、広葉樹も多くはえている山です。基本的には、子どもたちが森林に親しむフィールドとして考えています。子どもたち、と一言でいっても山を駆け回れる子どももいれば、沢の水に手をつけることを怖がる子もいます。体を動かすだけではなくて、絵を描いたり、ご飯を食べるのが楽しみというのもありでしょう。はやりの言葉で言えば、「diversity(多様性)」をどう確保するか。「個性」や「生きる力」というキーワードを並べることは簡単ですが、現実社会のあれこれはなかなか自分自身を確立する間を与えずに流れ込んでくることは、みなさんも経験している通りです。冒険の森は、子どもだけではなく大人にとっても楽しめる場所にしましょう。
スギ・ヒノキだけではなく、さまざまな広葉樹が育つ山になれば、生き物の数も増えていくことでしょう。できるだけ森に来た参加者が自由に遊びを考えられるようなフィールドにしたいと思っています。そのためには、「さあ、遊べ!」というだけではなく、遊びの可能性をできるだけ多く提供できるようにしていきたい。森に入りやすくするための道づくりや、いくつかの遊びの可能性や休憩場所を提供したり、安全性の確保ができるような整備を進めていきます。
8月には3団体のキャンプがあり、沢や滝を中心に遊ぶことができました。実際に遊んだりテントを張って生活した感想を集めて、今後の整備や活動の展開につなげていく予定です。
みんなの森の第三週定例活動では、沢づたいの道整備、ボサ刈り、薪づくり、間伐、枝打ち、遊具づくり(ツリーハウス、ターザンごっこ、丸太アスレチックなど)を実施しています。
特に遊具づくりについては、専門のチームをつくって「山で遊ぶ」、ということについて勉強会をしながら、企画、実行していけるように考えています。みんなの森メンバーに限らず、今までのキャンプ参加者やツリーハウスをつくってみたい人などにも広く呼びかけて、9月中にチームを発足させたいと思います。興味のある方は林(shyo-1@pd6.so-net.ne.jp)までご連絡ください。

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